人が足りないと必ず店長はフロムエーやタウンワークなどの募集媒体に掲載するようにしますよね。
しかし、何も考えずに人が足りないからといって安易に募集を入れてはいけません。
募集媒体に掲載する前に必ずやっておくべきことがあります。
あまり人員不足に悩まされなかった元店長の私が必ずやるべきことを3つお伝えします。
募集を出す前に今一度できているかどうか考えてみましょう。
退職しない環境作り
募集を出せば、応募があるかもしれませんよね。
しかし、採用したからと言ってすぐに退職されては困るものです。
人が足りない店舗の多くは人員不足が蔓延化していたりします。
アルバイトの募集冊子などを見ると、
毎回のように掲載されている店舗ってありませんか?
要するに何度も採用と退職を繰り返しているということでしょう。
つまり続かないわけです。
言い換えると、辞めたくなる環境ということです。
このような状況下で募集を繰り返しても結局辞めてしまうのであれば、
掲載費ももったいないですし、無駄が多いですよね。
退職しないような環境にすることが大切です。
働きたいと思える職場でないといくら募集を出しても厳しいものですからね。
どうすれば良いのかなどは下記の記事を参考にしてみてくださいね。
部下に慕われる出来る店長が必ずやっているたったひとつのこと うまくいく店長が自然とできているたった一つのこと 飲食店のシフトの組み方に大事な5つのこと育てるプログラムは作っておこう
よくありがちなのが、無計画で新人が入ってきたら、
行き当たりばったりに使ってしまうパターンです。
こうなってしまうと、新人はすぐに辞めてしまうかもしれませんよね。
いつ働いて、誰が教えるくらいは当然ですが計画しておきましょう。
また、新人を採用した場合の最初のオリエンテーションは重要です。
新人の制服すら用意できていないといったパターンは非常に多いものです。
あるいはパートさん任せだったり・・・。
せめて一番最初くらいは店長がしっかり対応するのが望ましいでしょう。
いつ新人が採用されて働くことになっても困らないように
制服はもちろん、育成計画は頭の中でも良いのである程度は考えるようにしましょう。
店頭にポスターくらいは貼ろう
募集を有料媒体に掲載する前に自前でできることはやりましょう。
鴨頭嘉人氏のコストなし採用からわかる簡単な方法を元店長が実例紹介上記の記事でも方法など書いています。
まずは店頭にポスターくらいは貼りだすようにしましょう。
ちなみにJOB LISTという求人サイトでは
ユーザーが投稿した貼り紙を検索する機能があります。
つまり、店頭のポスターや貼り紙だけでも求人サイトに登録することができるのです。
働きたい人はネット上に掲載された店頭の貼り紙を見て応募するという仕組みです。
このような最新の仕組みは利用しない他ないでしょう。
そのためには店頭のポスターが必須となります。
人が足りないと嘆いているクセに店頭にポスターすら貼っていない店長もいるから驚きです。
ちなみに自分の働いているところはそんな店長だったりします。
そもそもですが、働きたい人の多くはお客様です。
お客様の目につくところに募集を出すには店頭や店内が効率良いでしょう。
自分の利用している店で働きたいという人もいますからね。
求人冊子だと募集条件を優先的に考えてしまうので、
時給の低いところや条件の悪いところは圧倒的に不利ですからね。
最低限ですが、やれるだけのことはまずはやってから有料の媒体に手を出すようにしましょう。
まとめ
せめてこの3つはクリアした状態で改めて人員不足なのであれば求人冊子などに募集を入れましょう。
募集を何度も入れ続けることにならないようなお店作りを心がけたいですね。
特に人が足りない時はスタッフへの負担も大きくなりがちです。
新しいアルバイトを採用して育てるのも重要ですが、
今いるアルバイトが辞めないような環境作りだけは常に大切にしなければいけないでしょう。
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