回転寿司店長は年末年始は休めるの?なぜ休めない?

元回転寿司店長で、10年以上大手回転寿司チェーン店で働いていましたが、

基本的には大晦日と三が日は休めません。

店長として休んだのはたった一度だけです。

それは1月3日で高熱を出して体調不良となったためでした。

そのようなことがない限りは休めないと思って良いでしょう。

年末年始の詳しい勤務状況については下記の記事で書いています。

回転寿司店長の年末年始の勤務状況を告白します

ここではなぜ休めないのかを解説します。

店長の宿命

回転寿司に限らず飲食店店長は世間の大型連休などはなかなか休めないものです。

これはもうサービス業全体でも言えることですし、店長の宿命だと思って諦めましょう。

もちろん、近年では働き方改革から元旦の営業を取りやめる企業も出ていますが、

企業としては売上を大幅に下げることになりかねません。

特に和食の代表でもある「寿司」という分野は正月では需要の高い商品です。

こういった分野の仕事をするのであれば割り切る必要があります。

飲食店で就職を探す場合には必ずどの時期が忙しいのかは確認しておく必要があるでしょう。

一番忙しい時期

前述のとおり、回転寿司の忙しい時期としては年末年始が挙げられます。

一番忙しい時期というのは会社として売り上げをしっかり確保しなければいけません。

社員であれば、自分の会社が生き残るためにはしょうがないことなのはおわかりでしょう。

その他ではゴールデンウィークなどの大型連休や夏休みなどが忙しい時期となります。

会社が一番忙しい時期に休みたいというのはちょっとわがままかもしれませんね。

正月も365日のうちのただの1日であり、休んだところで何もないものだと割り切りましょう。

6連勤までは当たり前

休みなく働くのはもちろん違法となります。

会社によってはしっかり制限をしています。

私の勤めていたところでは7連勤はNGでした。

つまり年末年始でも1週間に1回くらいは休むことは可能でもあります。

もちろん、それは大晦日や三が日を避けた日程になることは仕方ありませんね。

ゴールデンウィーク10連勤!これって違法じゃないの?

上司にもよる

上司によっては休みを許可していることもあるでしょう。

というのも、飲食店の営業は店長がいなければ成り立たないものではありません。

しっかりとした店長代行を育てあげ、人員を確保できるのであれば休んでも文句は言われないはずです。

また、これを許可する上司も必要となります。

ただ、よほどの人員に余裕がない限りは厳しいと思った方が良いでしょう。

というのは、アルバイトなどが休みを返上して連勤しているのに、

店長がしっかりと三が日の1日でも休んでいればアルバイトからの反発もあるかもしれません。

休むことはできても、周りがなんと思っているかはかなり怪しい部分でもあります。

ただ家庭を持っている店長などで、パートさんの協力などがあればうまくいくこともあるでしょう。

特に主婦パートであれば、自分の旦那が同じ状況だと考えたら休ませてあげたいと思うこともあるからです。

このあたりは学生アルバイトにはなかなか理解を得られない考えかもしれませんね。

それでも年配のお堅い上司がいれば、NGとなるかもしれませんので難しいところです。

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まとめ

回転寿司店長で働いている限りは年末年始は休めないと思って良いでしょう。

私も実際にこの先も何十年と休めないのかと思うと悩ましいところでした。

特に結婚して子供ができるとその気持ちは強くなります。

世間が正月ムードで盛り上がってる中、

まったく関係なく働いているわけですからね。

30代を過ぎてからのこの業界からの転職が多いのもこのあたりにも大きな要因があることでしょう。

どうしても休みたいのであれば転職をおすすめします。

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