飲食店やコンビニなどの小売業の人手不足は年々深刻になっています。
これは大きな二つの理由が原因であると考えられます。
私が実際に働いていて感じることであるので間違いありません。
飲食店やサービス業で人手不足が深刻化している大きな二つの理由は
仕事のできない店長が多いこととスタッフに老害が多いことです。
なぜ若い人が働きたくないのか、辞めたくなるのかを考えればわかることでもあります。
それでは具体的に話していきましょう。
仕事のできない店長が多い
優秀な店長ほど、この業界はある程度のレベルになると辞める人が多くなります。
それは収入の限界から家庭の事情など理由は様々であります。
私の勤めていた職場も優秀な人ほどどんどん辞めていきました。
つまり、仕事ができない人が残っていくのです。
そして、高齢になると動けなくなります。
飲食店などは現場あっての仕事でもあります。
動けなくなると、現場では使い物にならなくなります。
それでも店長という立場だったりすると、指示や命令などはしなければいけなくなります。
そうなってくると「店長は口ばかり」なんてことになりますよね。
これがこういった飲食店などでよく起こっている出来事でもあります。
身近な店長でもこういった例があります。詳しくは下記記事に書いています。

仕事ができない店長が部下を教えることになります。
また、近年は労働人口の減少により、就職は売り手市場。
飲食店などに入社する社員はどんどん質が落ちていっています。
そして40代前後の就職氷河期に就職した社員がどんどん離職していっています。
これは就職氷河期に就職した社員は優秀な人材が多かったからでもあります。
この時代は就職するのが非常に難しかったため、飲食店でも優秀な人材が多く採用されていたのです。
現在、中途採用が盛んになったのはここを突いているのです。
就職しやすい時代で飲食店にくる新入社員より中途採用の社員の方が質が多いケースが非常に多いのでしょう。


スタッフに老害が多すぎる
そして、もう一つはスタッフに老害が多いことです。
老害というのは脳がアップデートされていない高齢者のことを指します。
高齢者といっても50代くらいから当てはまります。
いまだに「有休」や「定時」を悪だと思っていたり、
無駄な世間話が多かったり、人の悪口などを楽しんでいたり・・・
時代の変化などをまったくわかっていない人たちが意外にも多いのです。
特に飲食店などはベテランスタッフが多く、
新しく働く人も少ないので、高齢化が進んでいます。
先日も、社員が有給休暇を取得するにあたり、イヤミのようなことを言っているスタッフを散見しました。
こういった職場で誰が働きたいと思うでしょうか?!
マイナスやネガティブ発言なども多く、こういった職場では気持ちが悪くなるだけだったりします。
だから人が集まらないし、人がすぐに辞めてしまうのです。
老害の方々がアップデートされない限り、働きにくい職場となります。
「最近の若い人は・・・」「俺が君くらいの時なんて・・・」とか言っているようではしょうがないですよね。
こういった老害は自覚も何もないので、なかなかアップデートされることはありません。
これでは学生バイトも居心地が悪いでしょうし、辞めたくもなりますよね。



まとめ
多くの飲食店やサービス業では上記のようなことが多いので人員不足に陥っていると言えるでしょう。
もちろん、人が足りている店舗もあるでしょう。
そこには素晴らしい店長や素晴らしいスタッフに囲まれていることが想像されます。
特に新店などはこういったことが少なく、働きやすい部分が多いので、
アルバイトなどをする際には新店がおすすめと言えるでしょう。
また、店長や社員の方は働きやすい職場作りをしっかり心がけるようにしましょう。
下記の記事など社員向けのものも読んでみてくださいね。



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