飲食店勤務してるなら知っているだろう「ゴトー日」。
私も店長時代にゴトー日はだいぶ意識しました。
ゴトー日というのは5が付く日、5の倍数の日を指します。
数字を使うと「5・10日」でゴトービと読む。
基本的に忙しくなる確率が高いので予算を上げておきます。
そして、人員を確保する必要があります。
もちろん、コケることもありますが。
ゴトー日の基本
ゴトー日は5の倍数の日を指します。
月において5、10、15、20、25、30日がそれに当たります。
多くのところの給料日にあたるため、飲食店などは忙しくなる傾向があります。
お金が振り込まれるので、「お疲れ様」の意味を込めて外食するということですね。
特にファミレス系は家族での外食なので需要が高まります。
ただし、土日祝日などになった場合は前倒しされるので要注意です。
25日が日曜日であれば23日が給料日になります。
給料日あとの土日も比較的売上が良くなる傾向があります。
ゴトー日で一番忙しい日は?
ゴトー日の中で一番忙しいのは「25日」になります。
給料日として設定している会社が非常に多いですからね。
次に多いのが「10日」です。
私も10日給料日の会社で働いていました。
飲食店などに多いですね。
その他のゴトー日はそこまで売上が上がるようなことはありません。
また、ゴトー日が週末の金曜日に当たると売上が跳ねる傾向があります。
次の日が休みだけに外食しやすいですからね。
実際に私が働いていたところでも通常日と比べて1.5倍などの売上を記録していました。
逆に5日と30日というのはあまり変化は見られません。
下手に意識しない方が良いでしょう。
ゴトー日で要注意する日は?
ゴトー日には要注意する日が月毎に存在しています。
飲食店で働いてる方は必ず頭に入れておきたい。
年金支給日
偶数月の15日が年金支給日。
祖父や祖母が孫を連れて外食する傾向が見られるます。
直後の土日祝日なども要注意です。
郊外のファミレスでは顕著に現れます。
7月と12月の5、10、15日あたり
会社によって異なりますが、多くの会社は月の前半になります。
6月20日、12月10日
公務員は支給日が決まっていますのでしっかり構えましょう。
2月、6月、10月の10日か15日
自治体によって異なりますが、4か月毎の支給となります。
子供と関連している業態であれば意識する必要があるでしょう。
忙しくなる前提でやること
ゴトー日は忙しくなることが多いので、
終わってみて「準備していれば良かった」なんてことにならないようにしなければいけません。
飲食店などで働く場合は当然知っていなければいけないことですからね。
特に金曜日に当たった場合は予算を予め高く設定したり、
人員を増やしたり、食材の入荷数を増やしたりする必要があります。
ゴトー日は普段来ないお客様などが多く来店されるため、
顧客を掴むチャンスにもなります。
ゴトー日なのに準備せずに慌ただしくクレーム連発となるのは従事者として恥ずかしいことだと思いましょう。
私の経験では忙しくなるのが遅く、同じ時間に一気にお客様が入る傾向がありました。
給料日などになるので、お金を準備したり、家族揃ってからということでしょうか。
急に新規のお客様が入ると注文ラッシュでめちゃくちゃ忙しくなります。
そこで失敗する社員などは多いので気を付けましょう。
また、世間の動きによってはコケることもあります。
その場合にどうするかも考えておかなければいけません。
これが飲食店で難しいところでもあります。
忙しくなってお客様に迷惑をかけるよりはましですので、
ちゃんとチェックして後悔するようなことがないように気を付けましょう。
関連記事もご参考に。
鳥貴族の売上減に店長が学ぶべきこと 店長が知らなきゃいけない一番大事な言葉とは? 仕事を休めないことは仕事が出来ないということ
コメントを残す