世の中ではよくニュースで「横領」という言葉を耳にしますよね。
多くは金銭の横流しだったり、会社のお金を使ってしまったりしてるわけですが、
飲食店でも横領問題は多々あります。
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誰も言わない飲食店で蔓延する横領問題の闇
しかし、意外とこれは軽い気持ちで多くの者がやっており、
なかなか表ざたになりません。
なぜかというと「お金」じゃないからです。
それでは飲食店ではどういった横領問題があるのかを具体的に解説していきます。
店長の方は部下がこういったことをやっていないかは注視する必要があります。
また、店長でもやっていたりするのでそれ以上の上司も気を付けなければいけません。
実際に私もこういった横領はずいぶんと見たり聞いたりしてきました。
今でも普通に表ざたにならないだけで行われているでしょう。
金銭はすぐに発覚する
金銭を横領すると、必ずバレます。
これは普通に犯罪でもありますし、真面目な人や賢い人はそんなことはやりません。
会社で一番しっかり管理されるのはお金ですからね。
誰も犯罪に手を染めたくないし、バレることはしませんよね。
もちろん、私が働いていた頃に金銭トラブルというのは一定数ありましたが、
多くは犯人が捕まり、懲戒解雇などになっていたりしました。
懲戒解雇になると、人生終わってしまいます。
再就職も難しくなるので、気を付けなければいけません。
金銭ではなく食材を盗む
私が新入社員の頃ですが、食材の盗用が非常に多かったです。
金銭ではなく、食材をちょっと持ち出すという感覚です。
もちろん、食材を持ち出したところで犯罪意識は相当低いでしょう。
また、バレる確率は非常に低かったりします。
ちなみに私が知っている上司は米を定期的に持って帰っていたりしていました。
実質、家計の食費が浮くことになるので辞められないのでしょう。
ある意味、金銭より見つかりにくいぶん、やはり悪質ではありますよね。
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主任クラスに多い
こういった食材の横領は主任や副店長クラスに多くみられました。
それはなぜかというと、店長は自店の数字を任されているので、
自分のお店の数字が悪くなることを懸念します。
そのため、抑制が効くのかもしれませんが、
主任になると、そこまで数字責任がありません。
また、店長と主任がうまくいっていない店は店長への当てつけとしてそういったことをすることもあります。
実際に私が見た主任は店長のことを嫌っていました。
「困らせてしまおう」という感覚でしょう。
嫌われているという自覚がある店長は要注意です。
また、こうしたことをする人ほど、相手に良い印象を与えようとするものです。
裏があることもあるので、表面上の仲の良さは当てになりません。
数字は帳尻合わせで何とかなる
また、店長でもこうしたことをやっている人も知っています。
会社の悪口をよく言っているような店長は要注意です。
店長の場合は数字責任はあるが、逆を言えば、数字を改ざんすることも可能です。
例えば、先ほどの米一袋を持ち出したとしても、棚卸などであることにしちゃえばいいのです。
そして日々の営業で微調整をしていきます。
そうすることで、ほぼなかったことにできたりします。
これはなかなか見破れないので注意が必要です。
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賢い人ほど注意
こうした店長の横領は賢い人ほど多く行う傾向があります。
賢い人は数字に強いので、数字でなんとでもしちゃうのです。
本社は数字しか見ませんからね。
また、横領すればするほど、食費を浮かすことができます。
月にいくらかでも食費を浮かせば、実質お給料が上がったようなものになります。
飲食店の給料というのは安い場合が多いので、
こういったセコいことが起きやすいとも言えるでしょう。
これは飲食店に限らず、食材を扱っているすべての業態に言えることかもしれませんね。
まとめ
食材の横領問題というのはあまり表ざたになりません。
金額も小さいですし、まずバレませんよね。
もちろん、ニュースになるレベルでもありません。
ちょっとした万引きに近いですからね。
だからこそ、蔓延して行われ続けていると言えるでしょう。
飲食店社員はこうしたことにより、安月給でもそんなに給料に困らない部分もあるかもしれませんね。
店長や上司の方はこうしたことを見破らないといけません。
また、起こらないようにしていかなければいけません。
その対策方法などを関連記事でご紹介しています。
是非、参考にしてくださいね。
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