基本的には人がいなければ売上は上がらないワケ

よく人がいないのにも関わらず、

売上が上がっていない、売上を上げてくれなどということを言われたことありませんか?

結論から言うと基本的には人がいなければ売上はあがりません。

基本的にというのを付けたのは除外される場合があるからです。

人がいなくても売上を上げられる場合

人がいなくても売上を上げるのはどういうときかというと、

ロボットを使用する、あるいはシステムを変えるかです。

昨今の飲食店では配膳ロボットなどが多くなってきましたよね。

こうしたロボットは人の代わりになりますので

人手が足りなくても売上を上げる要因にはなります。

以前から存在しているタッチパネル注文なんかもその一例です。

これにより人が注文を取るという仕事がなくなりますよね。

また、システムの変化というのは具体的には人の配置を変えたりすることです。

効率よく回すために配置を変えたりします。

飲食店などでも人が溢れている箇所と人が足りない箇所があったりしますよね。

配置を変えることにより効率よく回るというのはよくあることです。

このような場合に限っては人がいなくても、増やさなくても売上を上げることが可能となります。

人がいないと売上がなぜ上がらないのか

ある程度ロボットを使ったとしても結局は人が足りないというのはよくある話です。

すべてがロボットで賄う自動販売機のようなものであれば別ですが。

飲食店が自動飲食店と将来的になる可能性はなくもありませんよね。

さて、人件費高騰で人を減らせという話が出てくることがあるお店もあるでしょう。

それ以前に人が不足しているというお店の方が多いかもしれませんね。

いずれにせよ、人がいないと売上は上がらないものです。

一人が行える仕事量には限界があります。

お店には人時売上という指標があります。

これは一人あたりが1時間あたりいくらの売上を出したかを数値化するもので、

売上を労働時間で割ることで算出できます。

例えばこの人時売上が5000円だった場合、

10人で50000円の売上になります。

どんなに一生懸命やっても人時売上を5500円ほどにできたとしても

極端な話、6000円にするのは不可能ということになります。

不可能な領域で来客があった場合には

客単価が下がったり、顧客満足度が下がり対応できなくなるということですね。

通常はシフトを組む際にはある程度混雑した場合も想定するので余裕をもたせます。

しかし、店舗によってはギリギリのシフトしか組んでいなかったり、

組めなかったりします。

その場合は来客が多かった場合でも機会損失が出てしまうので売上は絶対に上がらないというわけですね。

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