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バイトの休み希望は受け入れるべき?!どうしたらいいの?
シフトを作っていて悩まされるのがバイトの休み希望でしょう。
休み希望が多いと、人が足りなくなったりしてしまいますよね。
店長によってはバイトの休み希望を却下する人もいることでしょう。
そもそも、毎日バイト以外の予定がなく、暇な人なんてそうはいないでしょう。
時代も変わりました。
店長であればバイトの休み希望はしっかり聞き入れるようにしたいですね。
私は店長時代にシフトを長年作り続けていました。
その中でバイトの休み希望の多くをしっかり受け入れていました。
そんな私がバイトの休み希望についてどうしたらいいのかを解説したい。
自分だったら休みたいもの
用事がある時って自分だったら休みたいですよね。
人生仕事だけであれば休みなくても大丈夫でしょうが、
今の時代そんな人は少ないのではないでしょうか。
多くの人は趣味をしっかり持っており、休みの日は趣味を楽しみたいものですよね。
趣味によってはイベントなど日程が決まっていることなどあるでしょう。
私は野球観戦などが好きですが、行きたい試合の日は休みたかったりするものです。
これはアルバイトも同じことでもあります。
相手の立場になってみて考えましょう。
自分が同じ立場だったらどう思うかです。
自分が嫌なことは人にしてはいけません。
自分が嬉しいと思うことは相手も嬉しいものです。
自分が休みたい日に休むのであれば、バイトも休みたい日に休ませてあげたいですよね。
できる限りの対応はするようにしたいですね。
必ずルールを作ること
休みの希望はルールとして明確にすることが望ましい。
曖昧であると、店舗として破綻する恐れもあります。
休み放題で自由すぎるのも仕事としてはよくありません。
休み希望のルールとしては例えば…
- 休み希望は〇日までに提出
- 紙に必ず書くこと
- 休み希望は月に5日まで
こういった制限を設けることです。
提出期限がないと急な欠員などに繋がります。
また、紙に必ず提出というのは、私の経験で一番困るのが口頭の約束です。
忙しい時などに休みが欲しいなど言われても覚えてられませんよね。
提出は必ず紙などの証拠の残るものにしておきましょう。
あとあと、トラブルになった時に困りますからね。
実際に、「この日、休み希望出したんですけど・・・」と言われて、
日付が違っていたり、休み希望出していないなんてこともありました。
休み希望が月に多すぎてもシフトを作る上で困ります。
上限を設けることも大事でしょう。
そうすると、ある程度厳選して休みを申請するようになります。
学生のテスト休みは先行投資
学生には必ずテストがあり、休み申請する人が多くなります。
学生のテスト休みは極力断らないようにしましょう。
実際に高校生などでテストを疎かにしてしまい、
親にバイトを辞めさせられたという例もけっこうあります。
もちろん、バイトのせいではないケースも多いのですが、
あとあと働けなくなり、バイトを辞めることで困るのは店長です。
その場の勢いで断ることがバイトの成績に繋がったりすることもあります。
長くアルバイトを続けてもらうためにも学生を採用した時点で学生にはテスト休みがあることくらいは認識すべきでしょう。
逆に夏休みや冬休みにたくさん働けるという結果を生むかもしれませんからね。
休み放題になってはだめ
休み希望をただ受け入れればいいものでもありません。
休みの希望を簡単に受け入れすぎないように抑制することも必要です。
好き勝手に休めるとわがままになってしまうこともあります。
例えば「今回は特別だからね」「この日休ませてあげる分、ここはがんばろう」など、
声をかけるのもひとつの手です。
「いつも頑張ってくれてるから」など誉める形も効果的ですね。
休み放題にならないように注意しましょう。
代わりの日程を提案しよう
誰かが休めば、代わりにそこに働く人が生じます。
雇用契約として週4日働くのであれば、休み希望を出したのであれば、
代わりに他の曜日に出勤してもらうことが望ましくなります。
週2回働くと言って、その1回を休んでしまえば、週1日になってしまいます。
できる限りは他で働ける日がないかを確認しましょう。
「代わりにこの日は出れますか?」と提案してみます。
こうすることで月間の労働時間などを守ることができ、
他の人の負担を増やさずに済みます。
新人の時にしっかり説明しよう
シフトのルールについては採用時にしっかり説明するのが理想です。
このあたりが疎かになるとトラブルが出やすく、早期退職の原因になります。
「希望した日に休ませてくれないので辞める」というのも退職理由でもあります。
最近のマイナビのアンケート調査によると、バイトが長続きする理由のひとつが
「シフトの融通が利くこと」が1位となっています。
つまり、休み希望を通さないことが早期退職の原因になるということです。
そうならないためにもルールを明確にし、最初の説明をしっかり行うことによりリスクを減らすことができます。
まとめ
アルバイトにも働きやすい環境作りをすることが人員確保には大事なことになります。
アルバイトの人員不足は昨今では話題となっていますが、
マイナビのアンケート調査によると飲食店の人員不足は平均以下というデータがあります。
出展:マイナビ
35%の店舗では人員が足りていると回答されています。
つまり、シフトなどの管理次第では十分に人員不足は解消できるということでもあります。
シフト作りについては下記の記事を参考にしてくださいね。
飲食店のシフトの組み方に大事な5つのこと 飲食店の人員不足は社員に問題がある?!休み希望なんて許さない!という考えは古いので気を付けましょう。
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