人手不足だから飲食店を辞めたい人が注意しなければいけないこと
飲食店の人手不足、人員不足は深刻ですよね。
人がいないと自然と働く時間も増えますし、残業も増えてしまいますよね。
ブラック労働になってしまう典型的なパターンでもあります。
人が足りないから辞めたいって思ったりしていませんか?
私もかつて人が足りない時ほど辞めたくなったものです。
しかし、人手不足は解消するようにしなければいけません。
結論から言うと、そういった理由で辞めるのは得策ではありません。
人手不足の原因を探ろう
まずはなぜ人手不足なのかを考えよう。
原因がわからなければどうしようもありません。
というのは日本の労働人口は減少しているので、
転職先が同じように人手不足のことはあり得ることだからだ。
どの業界だろうが、人手不足のところはいくらでもある。
これが理由だとしたら、どこに行っても同じことを繰り返してしまいます。
だからこそ原因をしっかり把握してまずは対策を取ることが必要だ。
私は店長を10年以上やってきました。
人手不足で困ったことは何度もありました。
特に異動したら、人がいない店だったなんてこともあります。
しかし、私が店長になるとみるみると人が増えることが多くありました。
要するにあなたが店長であれば、人手不足の原因はあなたにあるかもしれないということです。
聞こえてくるのは前任の店長の悪口だったりする。
従業員の不満が人手不足を引き起こすということだ。
部下としっかりコミュニケーションを取り、自身の態度を変えることにより人手不足は解消できます。
また原因が時給だったりすることもあります。
必ず地域の平均時給などを調べてみると良いだろう。
同じような形態で時給の高いところが多くあれば、バイトはなかなか集まらないのは明白ですよね。
このように原因をまずは解決していくことでしょう。
こういった原因を見つけられないようでは転職しても成功しないかもしれません。
人手不足を乗り切るためには
私が実際に人手不足をどうやって乗り切ったかを教えましょう。
人手不足を乗り切るのはかなり大変です。
人手不足の店にありがちなのはガンになるようなスタッフがいることです。
特にベテランパートが多かったりします。
このようなパートを野放しにすると、スタッフが嫌になって退職連鎖が起こります。
一度、しっかりと話し合い、改善が見られないようならば思い切って辞めさせることが必要となります。
しかし、そのパートがかなりお店に貢献的でたくさん働いていると、
ついつい頼ってしまい、辞めさせられない店長も多いでしょう。
これは実際には多くの店に起こっていたりします。
ここでズルズル頼ってしまうと、悪い店になりがちです。
主力のパートがいなくなると一時的にかなりきつくなります。
実際に私もかなり人がいない時を経験したことがあります。
しかし、半年後には人員確保に成功し、余裕を持った営業ができるようになりました。
その際にしたことはとにかく新人を採用ししっかり教育すること。
同時にルールを明確にし、悪いものは悪いとしっかり叱ります。
つまり、躾(しつけ)をきちんとすることが必要です。
悪い店の典型的なパターンはベテランは遅刻が許される、
無断欠勤が多いなどです。また人によって言うことが違うなどです。
これらをすべて平行に考えまとめていく必要があります。
新人教育に関しては休みの日にも教えに行ったこともあります。
また、人手不足の際は店長自身が3役くらいこなしたこともありました。
このようなことはずっとやってはいけません。
一度や二度で良いのです。
そうすることで、スタッフが変わっていくからです。
店長が大変な姿を見せることで、スタッフの意識が高くなっていきます。
そうなるとカバーし合える環境が出来上がります。
新人バイトなども働きやすい環境と変わっていくのです。
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不景気で人手不足は解消される
近年は人手不足が深刻化しており、将来的に不安視される飲食店。
しかし、人手不足は解消される可能性が大いにあります。
まずは直近では世界経済が下降線をたどり始めているからだ。
日本は東京オリンピックが終わると経済は停滞するとみられている。
オリンピック関連の建設などの仕事はなくなるわけだ。
また不景気になると本来の人員より少なくする必要がある。
つまり、人手不足ではなくなるのだ。
不景気になると労働の価値が上がる。
さらには仕事の自動化は進んでいくだろう。
しかし、どんなに自動化が進もうと管理する人間は必要だ。
ということは飲食店などの店長や管理職はより楽になるということ。
バイトを必要とする枠が少なくなるわけだから、人手不足ではなくなるかもしれませんね。
飲食店でバイトに「辞めたい」と言われた場合の対処について~ベテラン編 飲食店店長の転職体験談!どうすれば辞められる?転職の仕方と方法教えますどうしようもないなら辞めるべき
人が足りないという理由で辞めるのは得策ではないだろう。
しかし、体力も持たず、過労死する恐れがあるなら辞めるべきですね。
ただし、この場合は違う業種を狙って転職を考えた方が良いでしょう。
それははっきり言えばその仕事が向いていないかもしれないからです。
まずは転職サイトに登録し、少し別の世界を覗いてみると良いかもしれません。
また、ブラック労働などでなかなか時間が持てないのであれば、
転職エージェントを利用した方が良いでしょう。
私も利用したことありますが、親身になって考えてくれるのでかなり助かります。
おすすめの転職サイトをいくつか紹介します。
▲就職と言えば一番メジャーなのがリクナビでしょう。
新卒の際にはお世話になった方は多いでしょう。
転職の場合はリクナビNEXTというものになります。
企業数や名実ともにナンバーワン。登録必須ですね。
▲20代・第二新卒・既卒の転職なら
マイナビジョブ20’sがおすすめだ。20代、第二新卒、既卒に特化していて登録数の85%を占めている。
転職アドバイザーやエージェントとマンツーマンでサポートもできマッチングする会社を選ぶには最適だろう。
▲キャリコネ年収・企業口コミサイトとして、多くのビジネスパーソンから支持を得ているサイトです。
今は転職しない人でも登録している人が多い。
今の企業の現状を口コミとしてサイトに登録するという使い方もできる。
▲インテリジェンスの新しい人材サービスブランドです。
市場価値診断を行い、今のあなたのスキルにあったオファーを面接確約という形で出してくれる。
探す手間も通常の転職サイトよりも省くことができるので便利だ。
また、近年は業界に特化した転職サイトが注目されている。
同じ業界だけで探せる分、やりたいことがはっきりしている人にはお勧めだ。
▲ドライバー業界に興味があるのなら、ここで探すと良いだろう。
飲食店で夜遅い生活が苦の場合はドライバー業界は逆で朝早く夕方には帰ることが出来るところが多い。
子育てしたい、普通の生活リズムにしたいという人にはお勧めかもしれない。
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