回転寿司のアルバイトは辛い?元店長が仕事内容からコツまで教えます

回転寿司のアルバイト始めたけど辛い・・・辞めたい・・・

回転寿司のアルバイトやってみようかな・・・

初めてのアルバイトだと特に不安ですよね。

高校生や大学生の飲食店バイトでそれなりに需要があるのが回転寿司ではないでしょうか。

そんなバイトが辛いと思ってる方向けに元回転寿司店長が仕事の内容からコツを教えちゃいます

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仕事の内容は?

まずは仕事の内容から。

既にアルバイトを始めてる人はだいたいわかるかもしれませんね。

回転寿司チェーンの多くは大型店で仕事はホールとキッチンにだいたい分かれます

最初に希望などを聞かれると思います。

接客したいという人はホール、寿司を作りたいという人はキッチン向きですかね。

ホールの仕事は案内、片付け、レジ、会計作業など。

注文はだいたいがレーンが運んでくれるのが通常の飲食店と違うところ。

会計のシステムは皿会計もあれば、タッチパネルで全て管理されてるところもある。

大きな声や笑顔が一番のポイントですね。

さほど難しい仕事はないでしょう。高校生でも十分できます。

ただ、安い回転寿司には厄介な客も付き物です。

接客態度など学ぶべきこともあるので良い経験になるでしょう。

一方のキッチンは寿司を作るといっても機械が握ったシャリにネタを載せるだけです。

これはもはやネタの名前をしっかり覚える力があれば誰でもできます。

それ以上に大変なのがサイドメニューや巻物、軍艦といった作業です。

年々、メニューが多様化しているので、覚えるのはけっこう大変でしょう。

巻物や軍艦を巻くだけでも大変なのに、うどんやラーメン、天ぷらなども作らないといけませんからね。

しかし、安心してください。

回転寿司の仕事はポジションが分かれているので、いきなり全て覚える必要もありません。

とりあえず自分の担当の場所だけできれば問題ありません。

慣れてきたら次の場所に移行するということですね。

そりゃ、野球で言えば、ファーストもセカンドもサードもやれって言ったって無理ですからね。

また、洗い場や切り付けといった作業も存在しています。

得意なところが誰でも必ずあるでしょう。

理想のアルバイトはここから

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回転寿司バイトは忙しい?元店長が疑問を解決!

ホールとキッチン問題

アルバイトをしていると、よくホールとキッチンの異動話をされることがあるかもしれません

店舗の人員バランスが崩れた時に、新人採用よりも簡単な異動をすることがあります。

両方やると時給が上がることもあります

また、両方できるとかなり立場が上になる可能性があります。

あまり悲観的にならない方が良いでしょう。

「この人ならホール(またはキッチン)もできる!」という風に店長が見出したということです。

それなりに評価されてる人が移行することが多いです。

よくあるいくつかのパターンを紹介しよう

①ホール接客が良くないのでキッチンをやってもらう

②ホールでの動きが良いのでキッチンもできそうだからやってもらおう

③キッチンで元気よく表情もいいのでホールもできそうだからやってもらおう

この3パターンが多いです。

キッチンからホールの場合は悪い要素はあまりありません

なぜなら、悪い人をお客様の前に出せないからです。

①のパターンは高校生に多い。接客など経験不足なため、クレームが出やすいので

敢えて、店長がキッチンに持っていく事が良くあります。

②はキッチンが足りていないという状況によくあるパターン。

すぐに仕事を覚えそうな人をチョイスすることになる。

③はホールが足りていないというパターン。

感じの良い人がチョイスされます。

多くがこのパターンになります。

私は経験上、すべてありますが、面白いことに異動した後に化ける場合もあります

ホールではダメダメだったが、キッチン入ったらめちゃくちゃできるようになったというのもよくあるのです。

もちろん、これは向いていないなということになり、元に戻る場合や、

両方兼用してやっていくという最強パターンもあります。

両方ともこなすような人は飲食店社員向きかもしれませんね。

ホールとキッチンの異動話で困ってる方はまずはやってみるのが良いでしょう。

意外と新しいものが見えてくるかもしれません。

何事もチャレンジです。

ただし、学校に顔バレしたくないとかいう事情がある場合は別ですが。

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辛くても半年はやってみよう

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アルバイトを始めると必ず向き合うのが「辞めたい!」という気持ちだ。

特に始めたばかりは緊張する場面も多くストレスが溜まりやすい。

友達同士で始めたなどなら、まだ緩和される場合がありますが、1人だと孤独になることもありますよね。

もちろんこれは店舗の環境にもよるでしょう。

一つ言えることは「仕事ができない」という理由で辞めたいと思うなら半年経ってから語るようにしよう。

10年以上、アルバイトを見てきましたが、半年でできるようになる人がほとんどです。

半年しっかりやれる人はだいたい仕事ができるようになります。

2~3か月で辞めたいと思う人もいるかもしれません、よほど吸収力が高い人でないと2~3か月でできるようにはならないでしょう。
特に高校生は半年はかかります。大学生は半年経たないうちにできるようになることが多い。

これは一般の社員と比べてみるとわかりやすいでしょう。

社員の研修て1か月くらいですよね。

8時間×22日としたら176時間です。

アルバイトの場合の1か月というのは週4回勤務としたら

4時間×16日でたったの64時間です。

およそ3倍近く開きがあります

社員は2~3か月目に独り立ちできるとしたら、バイトは3倍近くかかるのだから半年はかかるものですよね。

これを理解できないような社員は新人バイトに3か月目とかで「あいつは仕事できない」などと言うかもしれませんが、

へこたれる必要はありません。半年経つとみるみるできるようになります。

出勤している時間はまちまちなので、自分が何時間働いたかを考えてみると良いですね。

400時間も働けば仕事できるようになりますよ。

関連記事:【リアル体験】店長のとんでもない仕事ランキング【ここだけの話】

できるようになるコツ

なかなか仕事がうまくいかない、または半年経つんだけど・・・

という方に仕事ができるようになるコツをいくつか挙げます。

①メモを取る
②常に次何をするかを考える
③先輩の真似をする

①これは初期の頃ですが、メモを取るようにしましょう。

随時では難しいのであれば、終わった後でも良いです。

ポイントだけで良いでしょう。そして次働く時に前のメモは見ておこう。

私は体で覚えてしまうことが多いですが、、、

②回転寿司アルバイトは単発では単純な作業がほとんどです。

ピーク時間は忙しくてあたふたしてしまうことでしょう。

常に次何をやるかを考えながら作業するようにしましょう。

脳がこれをしているだけで、次に体が動きやすくなります。

1つのことが終わって、次何をやろうと考えるよりはるかに作業スピードが変わります。

例えば、巻物の作業で考えれば、海苔を巻く、海苔巻きを切るという2段階の作業とします。

海苔を巻いてる時に、次は海苔を切ろうという気持ちでいると、

すぐに包丁に手がいき、無駄がなく作業が進みます。

これが海苔を巻いた、「よし次は切ろう」となるとちょっと遅くなるし動きが止まってしまいます。

一連の動きを整理してみると、けっこうスピードアップできるかもしれませんよ。

③仕事のできる人の動きはしっかり見て覚えちゃいましょう。

「見て盗む」ということです。

店長や社員が忙しくてあまり教えてくれない時間などに有効です。

「どうしたらあんなに早くできるのだろうか?」という目線で先輩の仕事ぶりを見て覚えちゃいましょう。

これはスポーツでも同じですよね。

自然とうまい選手のプレーを真似してみたり、研究してみたりします。

仕事も同じです。できるようになってくるとバイトも楽しくなりますよ。

関連記事:【知らなきゃ損】バイトの辞める理由なんてほとんど嘘?【飲食の常識】

最後に

最後になりますが、辛いという気持ちは必ず誰しも感じるところです。

受験勉強や部活でも辛くて辞めたいと思ったこともあるかもしれませんよね。

アルバイトも同じで辛くてもすぐに辞めては他のアルバイトでも続かないことが多い。

人間関係や金銭問題であれば別だが、仕事ができないなどで悩んでるのであれば半年はやってみると良いでしょう。

どんなアルバイトでも学ぶことは多いですからね。

もちろん、辞めるも辞めないも本人の意思です。

イヤイヤ続けていてもしょうがないですからね。

学業などの本業があるのであれば、無理せずも大事です。

自分なりにバイトの楽しみ方を見つけていくのも良いでしょう。
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