現在、飲食店店長をやっているが、転職したい!
そんな方向けの内容となります。
実際に私は飲食店店長から別業界に転職しました。
その経験から同じように考えている人へのアドバイスとして参考にしていただければ幸いです。
1から順序に沿ってお話します。
Contents
なぜ転職したいのかをよく考える
一番、最初になぜ転職したいのかをまとめる必要があります。
考えを必ずまとめましょう。
これは志望動機に繋がりますし、面接でも聞かれます。
理由をはっきりさせましょう。
ここで問題となるのが、人間関係や仕事への不満などが理由となった場合です。
こういった場合は転職先でも同じようなことが考えられますし、
素直にそれを伝えても面接で失敗するでしょう。
本当にそこが不満で転職したいのであれば、あまり転職はおすすめできません。
人間関係や仕事への不満なんてものはどこに行ってもあるものです。
フリーランスにでもならない限り難しいでしょう。
それでもどうしても転職したいのであれば、偽りの理由を作るしかありません。
私の場合は時間的な問題が大きな理由とも言えます。
詳しくは下記の記事で書いています。同じような理由がある方は参考になるかもしれません。
自分の時間をしっかり作る
転職の理由がまとまっているのであれば、まずは実行に移すために時間を作ることが必要です。
飲食店にありがちなのが、仕事で忙しくて時間がない、暇がない、休めないなどです。
まずはそのような状況を脱しなければいけません。
これを読んでいるということはもしかしたら脱してるのかもしれませんね。
それでも、活動時間がないという方は下記の記事を参考にしましょう。
忙しくて転職活動の時間ない人におすすめの方法そして、時間というものは作るものでもあります。
時間を効率的に作れないのであれば、転職しても成功する確率は低いかもしれません。
店長であるのならば、それなりの権限があります。
休むためにお店をしっかり管理できないのであれば、それは転職してもうまくいかないかもしれません。
まずは休みを作ることです。
以下の記事に詳しく書いていますが、仕事を休めないというのは仕事をできないことでもあります。
仕事を休めないことは仕事が出来ないということ私は転職しましたが、休みはしっかり取れていましたし、
そういった事情でもなかったので、うまくいったところもあります。
転職活動をする際はもちろんですが、休みを使って行います。
せっかくの休みに会社を回ったりする余裕がなければ続きません。
そのくらいの根性がなければ、転職活動は難しいのです。
また、退職してから探そうとする方もいるかもしれませんが、辞めた方が良いです。
仕事しながら、転職活動をするのがベストでしょう。
というのは一度辞めてしまうと、不安が多くなってきて焦りが出るからです。
焦りがあると会社選びで絶対に妥協してしまいます。
また、転職の際は仕事をしていない期間が長くなればなるほど不利になります。
必ず、今の仕事と平行に活動することをおすすめします。
飲食店店長の転職体験談!どうすれば辞められる?転職の仕方と方法教えます下調べを始める
休みをしっかり取れそうであれば次の段階に進みます。
まず最初に市場価値を診断する必要があります。
現在の自分の価値を調べます。
というのは転職の際の年収に関係してきます。
今と同じくらいの給料を希望するのか、それ以上を希望するのか。
今の自分であればどのくらい貰っても良いのかということです。
年収の下がるところに転職しようという人は稀だと思います。
どのくらいを目標とするのかを下調べしましょう。
下記のサイトで市場価値診断ができます。
転職サイトに登録
市場価値を調べたら、次に転職サイトに登録します。
必須なのは一番大手のリクナビです。私ももちろん利用しました。
最終的にはここで決まりました。
転職活動においては複数サイト登録した方が良いです。
リクナビにも出ていない企業がけっこうあります。
大手だと下記のサイトですね。
もう一つ、重要となるのが口コミサイトの登録です。
転職する際の企業情報はいいことばかりが書いています。
企業情報を見続けていると、どこもいいなぁ、ホワイトだなぁとか感じます。
しかし、実際の現状というのはわからないですよね。
今の会社だって、最初は魅力や期待を持って入社したと思います。
でも実際はそうじゃなかった場合もありますよね。
口コミはリアルな実態が書かれています。
実際に働いてる人や過去に働いたことある人が本音を書いているので、
気になった会社は必ず検索し閲覧することをおすすめします。
上司に転職の可能性を示唆しておく
転職活動をし始めたら、重要なことがあります。
それは実際に今の仕事を辞められるかです。
いきなり上司に「はい、辞めます」なんてことは基本的に難しいですよね。
必ず、上司には転職の可能性を示唆しておきましょう。
転職を半年くらいのスパンで考えます。
私は実際に上司に、「辞めようかなと考えている」と話しました。
引き止められる可能性もあるので気を付けましょう。
会社は当然、引き留めに走ります。店長であれば特にそうなります。
よくある上司の言葉で「お前はどこに行っても通用しない」
「なんだかんだでうちの会社が一番だ」などというのがありますが、
これらは引き止める際によく使われる言葉なので鵜呑みにしない方が良いでしょう。
職務経歴書を作る
転職サイトに登録し、企業情報を見ていきます。
これだと思う会社を発見したら、どんどん面接して行きましょう。
その際には職務経歴書が必要となりますよね。必ず用意しましょう。
職務経歴書は私はネットでいろいろ情報を得てから書きましたが、
下記の記事で詳しく書いていますので、参考にしてくださいね。
職務経歴書作成でアレを使ったら完璧だった体験談中途採用の場合は書類選考とかはほとんどありません。
すぐに面接することが可能なところがほとんどです。
どんどん面接はした方が良いでしょう。
面接慣れもしますし、いろいろな会社の情報を得られるからです。
面接など活動を始める
私の場合は面接は1回の休みごとに1件という形でやっていました。
転職活動は楽しんでやることが大事です。
今の仕事を辞めないで行うことにより余裕ができます。
落ちても大丈夫だというくらいの気持ちの方が面接はうまくいきます。
また、仕事なんてすぐに見つからないとかいう言葉もありますが、そんなことありません。
もちろん、高望みをすれば別ですが、同じくらいの収入であればいくらでも見つかります。
活動してわかると、今の売り手市場、労働者不足というのがよくわかります。
こんなに転職活動に有利な時代はないかもしれません。
むしろこの時期を逃したらもったいないとも思えます。
オリンピック後などで景気が悪くなれば再び就職しにくい時代が来る可能性もありえます。
私は就職氷河期に新卒だったので、あの時と比べると、
自分自身が成長したというのもあるかもしれませんが、
こんな簡単に内定って貰えるのかと思ったくらいです。
また、面接では働ける時期を必ず余裕を持って伝えましょう。
今の仕事をどの時期で辞められるのかは伝えないといけません。
多少ずれても待ってくれるところが多いです。
内定した会社に入社意思を伝える
会社に内定を貰ったら、入社意思を伝えましょう。
ここは現職とうまく同時進行が必要となります。
まずはおおよその入社時期を伝えておきます。
決まったら現職に退職の意向を伝える
内定が決まって、転職する会社を決めたら、次は現職に退職の意向を伝えることです。
この時に注意したいのは「辞めても大丈夫ですか?」みたいな伝え方はNGです。
良いワケがありません。
退職届を必ず用意してください。
「〇月を持って辞めます」という旨をしっかり伝えましょう。
そして「内定を既にもらっている」ということも伝えてください。
内定を貰っていながら辞められないとなれば、その情報は他社にも渡りますよね。
まともな企業はここで拒否しませんし、できません。
またここで「いきなり無理だ」ということを言われないためにも、
最初の段階で示唆しておくことが必要なのです。
必ず会社の規定に沿った形で行いましょう。
なかなか辞められないという方は下記の記事をご覧ください。
店長を辞めたいけど辞められない?!辞める方法とは書類の手続きなど行う
退職が決まったらあとは手続きを進めましょう。
飲食チェーン店であれば本社のやり取りになります。
必要な書類などをもらいます。
個人的には年金手続きとかが面倒でしたね。
また、有給休暇などが残っていれば必ずすべて使い切りましょう。
退職の日付などはそれを逆算して考えた方が良いでしょう。
次の仕事への準備期間も必要ですし、どうせならリフレッシュをしっかりしてから仕事をした方が良いです。
実際に私は1か月以上有給休暇を退職前に取得し休みましたが、
たくさん休んだおかげで、遊びに飽きて仕事に集中することもできました。(笑)
まとめ
実際の私の転職の流れはこのような感じです。
同じように店長をやっている方で転職をしたいと思っている方は参考にしてみてくださいね。
また、飲食店店長でも充分に転職活動できますし、武器になることもたくさんあります。
自己PRなどで不安のある方は下記の記事を見てくださいね。
自分には何も武器がない・・・。飲食店社員が転職で武器にできること教えます転職活動はまずは実行に移すことです。
転職サイトの登録や口コミサイトの活用などやれるところから始めていきましょう。
何か疑問などあればコメントいただければわかる範囲で答えさせていただきます。
飲食店を辞めたい社員や店長はすぐに辞めた方がいい3つの理由
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