店舗休業でも店長は出勤ってホント?

台風や地震などの影響で店舗が臨時休業することが稀にあります。

店舗休業で出勤予定だったアルバイトは急遽休みになり、

良かったと思うかもしれませんよね。

しかし、店長はそんな時でも出勤するケースが多いので、

これから店長を目指す方などは注意した方が良いでしょう。

東日本大震災での実例

実際に私は店長を10年ほどやっていましたが、

店舗が休業となったのは東日本大震災の直後です。

この時は地震があった直後はもちろん、翌日も出勤となりました。

店舗は3日間ほどは休業となり、そのあとは計画停電に合わせての営業となりましたが、

店長は公休以外は出勤しなければいけませんでした。

なぜ店長は出勤となるのか

店長は店舗の責任者です。

店舗の状況把握などが必ず必要となります。

仮に営業を中止しても、店舗がどのような状況であり、

店舗が災害により被害を受けていないかなどを確認しなければいけません。

また、私は回転寿司でしたので、解凍してしまったネタの移動や廃棄などの仕事が発生しました。

さらには停電などが発生した場合は冷凍や冷蔵機能が使えなくなるため、

何かしらの対策が必要となってきます。

さらには翌日以降の食材の納品状況や業者との連絡など仕事が発生してしまいます。

店長と言うのはそれだけ責任が高く、簡単には休めない仕事でもあります。

自宅待機でも仕事することも

稀に自宅待機という手段を取る場合があるかもしれません。

今年の台風19号のような出勤にかなり厳しい状況となった場合などに起こりうることでしょう。

このような場合は休みとなったとしても仕事に追われる可能性が高くなります。

もはや休みじゃないですね。

翌日以降のシフト管理が主な仕事となるでしょう。

出勤に関する連絡などが必要となってきますからね。

それでも多くの会社は休み扱いとするわけですから、せめて有給休暇処理にして欲しいところでしょう。

まとめ

店舗が災害などで休業するかどうかは大きな判断でもあります。

最近はSNSなどで台風などでも強制的に出社させるような仕事はブラックだと言われたりしています。

しかし、店舗を休業としてホワイト企業だと思われたとしても、

店長は出勤してるケースが非常に多いので注意が必要です。

実際に私も現在の職場は店舗が休業となりましたが、店長は店舗に泊まるとのことでした。

店長に出世する場合などは必ずこのあたりは頭に入れておくようにしましょう。

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