飲食店でバイトに「辞めたい」と言われた場合の対処について~ベテラン編

飲食店の店長をやっていると必ずぶち当たるのがバイトの退職。

「辞めたい」と言われた場合に頭を抱えること多いですよね。

人が足りない時に「辞めたい」なんて言われたらけっこう困ります。

そんな場合にどういった風に対処すればいいかを私の経験で話したい。

今回はベテラン編とします。

これは新人バイトとベテランバイトでは対処法も変わってくるからです。

必ず話し合いの時間を持とう

ベテランバイトの「辞めたい」という理由はいろいろありますが、

一番多いのが、モチベーションの低下や飽きてきたといったところでしょう。

もちろん「辞める」理由が引っ越しや就職など環境に依存するものであれば、

正直仕方のないところです。

ただ、理由が曖昧であったり、「他のことをやりたい」「疲れた」などであれば対処は可能でしょう。

まずは一度ゆっくり話し合う事です。

今のシフトが合わないだけって場合もあります。

こういったことは話し合いの場が少ない時によく起こります。

必ずアルバイトとコミュニケーションを取るようにしなければいけません。

また契約更新が基本的には半年あるいは1年毎にあるはずです。

その時にしっかり話しをすることが大事です。

また、ベテランバイトの場合は仕事ができる場合があるので、

必ず目標を持たせたり、時給をどうすれば上がるのかなど評価に関しても触れた方がよい。

ただ、毎日をなんでもなく過ごしているからこそ辞めたいとか思うものであり、

そこに変化を持たせることも大事だ。

私も店長時代に何度もこういった「辞めたい」問題には直面した。

話し合うことで、「そうだったんですか」と勘違いなどがわかったこともある。

また、シフトの問題は大いにある。

特に人の足りない店舗では無理やり週5回など働かせていたりすることがある。

これはブラック企業でも同じことが言えるが、

労働が過酷すぎると楽しむことができなくなり、辛さが先行してしまう。

だから辞めたくなるのだ。

週5回を週3回にしてあげたら、辞めたいなんて言わなくなった例もたくさんあった。

これはなかなかアルバイトも言い出せないこともあるので、必ずこちらから言うようにしよう。

またよくあるのが、他のバイトをやろうとしている場合だ。

その場合は掛け持ちを進めよう。

他のバイトをしてもいいが、空いている週1回でもこちらで働いてもらうのだ。

その1回が3時間程度でもかまわないという姿勢でいい。

これはどういうことかというと、実際にあった例で話そう

めちゃくちゃ仕事ができるバイトが他のバイトをやりたいので辞めたいと言い出した。

その子は5年以上は働いていてホールもキッチンも何でもできて月18万くらい稼いでいたフリーターだった。

正直、辞められるのは厳しいし、なんとか辞めて欲しくなかったのだ。

そこで考えたのが辞めないで僅かな時間でもこちらで働いて欲しいと伝えた。

これには意図があったのだ。

相手に逃げ道を作ってあげたということ。

「ここを辞めて、もし向こうのバイトでうまくいかなかった場合でも、

ここには戻れないよ。とりあえず週1でもいいからここに名前は残しておこう」

だいたいこのような話にしたのだ。

基本的に当時は出戻りでの復帰は許していなかった。

つまり辞めた場合にはまたここで働きたくなっても戻れないのだ。

18万も稼いでいたバイトが他のバイトで同じ金額を稼げるかどうかはかなり怪しい。

正直なところ、私は彼女は絶対に戻りたくなると信じていたのだ。

案の定、2か月程度で新しいバイトを辞めて戻ってきた。

辞めるのではなく掛け持ちさせることにより、

改めて、今の職場の良さをわかってもらえたわけだ。

このような出戻りは非常に多い。

特に高校生のうちからバイト経験が自分のところしかないような学生などは

他のところを経験したがることは出てくるだろう。

そういった場合には出戻りが禁止であれば掛け持ちをお勧めしたい。

出戻りは戻りにくいという部分もあるので微妙なところも多いですからね。

私は過去にも出戻りはかなりたくさん見てきました。

なんだかんだでベテランバイトは仕事自体は好きなことが多いですからね。

そういったことを含めてもしっかり話し合うことが大事だ。

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1度説得できなかったら諦める

しかし、話し合っても辞めるの一点張りだった場合もあるだろう。

この場合は諦めるのが良い。

下手に出てまで続けてもらうのはよくないからだ。

人が足りないという理由で引っ張り続けたところであまりメリットはない

あなたが店長で「お店を良くしたい」という気持ちがあるのであれば、

「辞めたい」というバイトは足を引っ張ることになる。

こういった気持ちを持っているバイトはお店にはマイナス影響を与える。

お店の悪口だとか愚痴などを言う場合もある。

そのようなことが新人バイトなどの耳に触れたりしたらどうだろうか。

辞めたい人は連鎖反応で辞めたい人をより作るかもしれない

また一番最悪なのが、「だったら時給を上げる」などの中途半端な対応だ。

正当に評価して上げるのであれば良いのだが、引き留めの場合にお金を使うのは気持ちいいものではないですよね。

これをやるとトータルバランスが崩れます。

周りから不満が出まくるので、「辞めたい」人間を増やすだけにもなります。

そういった店長に信用はおけなくなりますよね。

つまり、一度の話し合いで自分の伝えたいことをしっかり伝えて、

それでも辞めたいというならば、辞めさせた方が良いということだ。


1歩引いてみる

よく恋愛の場合に一方的に好き好きと伝えて攻めるより、

一度、引いてみるとうまくいく場合が多いですよね。

これは何かと通じる部分があります。

「辞めないで」ということを伝えすぎるよりも、

「辞めてもいいよ」と強気でいくことも時には必要です。

アルバイトの中には人手不足の店にありがちなのだが、

自分がいないとこの店は成り立たないだろうと思ってる人は多い。

そういうバイトに限ってよく「辞めようかな」ということを言うのだ。

辞められたら困るという反応を見たかったりすることもあるだろう。

ここで当たり前のように「辞めないで欲しい」という話をするのではなく、

辞めたければ辞めてもいいよと強気に出ると良い場合もある。

前項のパターンのように一度説得してもだめだった場合に一歩引くというのは

同じようなことでもありますよね。

ただこれは必ずベテランの場合であることと、それなりの関係も必要だろう。

かなりテクニックがいる方法かもしれないので注意してくださいね。

場合によっては「自分は必要とされていない」と思ってしまいますからね。

辞めたいと思われる前に対処するのが一番

とはいえ、ここまで「辞めたい」と言われた場合にということを書きましたが、

実際のところはそう思われないようにすることも大事だ。

特にベテランの場合はしっかり定期的に話の場を持つようにしたい。

異動した店舗の場合はなおさら、溝ができやすい。

というのも、前任の店長とうまくいっていた場合にはマイナスからのスタートからとなるからだ。

これまた私も経験上2パターンありましたね。

前任の店長がだめだった場合は最初からかなりバイトみんなが味方でした。

これは非常にやりやすいですし、助かるところでもありますね。

逆に前任の店長が優秀だった場合には最初からハードル高いので、けっこうしんどいですね。

それ以上の信頼関係を作っていかなければいけません。

「辞めたい」という環境というのはそういった信頼関係もなくなっていることが多い。

店長は働きたい環境作りも仕事である。

以前3年近く、働いていた店舗で店舗自体が閉店したことがあった。

閉店になると、強制的に全員解雇となります。

この時にパートさんが「店長が来てから働くのが楽しくなった。ありがとう。」と涙ながら言われたことがありました。

改めて、自分の店作りが間違いではなかったんだなと思うところです。

このようにスタッフが感じるような環境を作ることができればそう多くは「辞めたい」と言われません。
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まとめ

バイトが「辞めたい」と店長に伝えてくることは飲食店で勤めていれば必ずあることでもあります。

そういった場合でもしっかり冷静に対処することが必要となります。

「辞めたい」と言われて説得してから信頼が増すパターンも多くあります。

「辞めたい」というのはある意味、そのバイトとの関係を強くするチャンスとも言えるでしょう。

そのくらいのポジティブな気持ちで向かっていくことが大切です。

相手は人です。

人手不足になると、機械のように働かせたり、雑に接したりしがちです。

「辞めたい」というのは自分の気を引き締める意味でも良いきっかけになるかもしれません。

最悪な事態になる前に手を打てるようにしましょう。
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