飲食店のお勤めお疲れ様です。
今回は飲食店ノウハウということで、現在、飲食店で働いている方やこれから働こうとしている方、
飲食店に限らず、サービス業全般の方向けの記事です。
シフトが出ないと予定が組めないよね。
バイトの事務所のベストセラーってスケジュール表なんだよね。
シフトを楽しみにしてる人もいるよね。
だから店長はシフトを早く出せるように管理しよう。
これできない人はうまくいかない。
— 元てんちょ~@100円寿司評論家 (@syoutyuuumebosi) 2018年10月12日
Contents
1.シフトは早く出そう
店長を10年やっていると、いろいろな経験を積むことができる。
その中で私が1年目から確実にやっていたのがシフトを早く作ることだ。
だからこそ私の店は人が定着しやすく、あまり人員不足に悩まされないことが多かったのかもしれない。
私はそれほどできる店長ではないが、少なくてもシフトを出すのが遅い店長よりは仕事がはるかにできた。
これはどこの店に行っても同じであり、
店舗を異動した際に感じるのは前任の店長の管理の悪さだった。
よく言われたのが「今度の店長はシフト作るの早いからいいよね」などだ。
それではなぜシフトを早く作った方が良いのかその理由を伝えよう。
2.スケジュール表はベストセラー
事務所や休憩室で一番読まれているものはなんだろうか?!
よく私が事務所などで休憩していると帰る前や働く前でバイトが見ているのがシフトだ。
ほとんどのバイトはシフトをメモしたり、スマホに入力したりしている。
そう、事務所などで一番読まれているのはシフト表なのだ。
アルバイトは時間で管理されているので、一番知りたいのはその時間だ。
働く時間により給料もだいたいわかる。
つまり、今月の収入がいくらになるかもシフトが出た時点でおおよそ計算できるということだ。
バイトが一番見たいものは事務所に貼ってある社訓や仕事の情報ではない。
やっぱり、シフト表だということ。
それだけ需要の高いものだと認識しよう。
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3.予定を組みたい
近年は特に趣味に費やす時間が増えてきたはずだ。
というか私自身、趣味を大切にしていたし、いつ遊ぶかなどの予定は考えていた。
アルバイトでもどうしても外せない用事であれば休みを申請すれば取れるだろう。
しかし、そこまでではなくても、月の予定として何がしたいなどはあるはずだ。
計画的な人ほど予定を早めに組んでいきたいものだ。
それなのに飲食店に限らずサービス業全般はシフトを出すのが遅い傾向がみられる。
これは店長にもよるので一概には言えないことだが。
自分が働いていると、シフトは早く知りたいものですよね?
だったら、相手(アルバイト)もそう思っているはず。
相手のためにもしっかりと叶えてやるのが筋でしょう。
これがアルバイトの働きやすさにもなってくるのだ。
「シフトわかるの遅いし嫌になる」「辞めようかな」とかいう言葉も耳にしたことがある。
友達に「まだ、来週のシフトわからないから待ってて」など伝えたとしよう。
友達からしたら「そんなバイト辞めれば?」「あり得ない」なんて言葉も出てくるはずだ。
こうした積み重ねがバイトが辞める理由にもなることがある。
関連記事:【知らなきゃ損】バイトの辞める理由なんてほとんど嘘?【飲食の常識】
4.人員不足ほど早く作るべき
よくありがちなのが「うちは人がいないのでシフトが組めない」という言い訳だ。
人手不足によりシフト作成ができないということだ。
いやいや、そんなことないですよね。
今いる従業員のシフト(スケジュール)を作ってあげるべきなのです。
これができないから人が定着せず、人手不足となるのだ。
「あそこの店はシフト出るの遅いし、働かない方がいいよ」と近所の噂にはなってないだろうか。
人手不足ほどシフトを早く作るべき理由はほかにもある。
近隣店舗から応援を要請しやすくなる、足りない時間帯の交渉なども早くできるなどだ。
よくあるのが空白のない完璧なシフトを作ろうと交渉を重ねてから作ろうとする人だ。
これはデメリットが非常に多いから推奨しない。
自分のシフトの満足度のために、他人に迷惑をかけていることに気づこう。
例えば、日曜日の昼間だけうまく埋まらないとしよう。
その他の時間帯で働いている人には関係があまりないことでもある。
そのために平日中心の人や夜の人員に迷惑がかかってしまうことになるのだ。
先に周りのシフトが決まっている方が、
足りない部分を補充するにも交渉しやすいだろう。
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5.まとめ
シフトをしっかり出すことは人を定着させる意味でも早い方が良いことがわかっただろう。
また、人が定着していなければ売り上げをしっかりとる事も難しくなる。
この辺は理解しておきたいところだ。
また、よく「忙しくて時間がない」という言い訳を聞くことがある。
これは大きな間違いだ。
時間はないのではなくて、作り出すものだ。
それが店長の仕事のひとつでもあり、これは他の業種でも同じだろう。
時間はうまく使わなければいけない。
作業効率を良くしてこそ、管理者の仕事というものだ。
ありがちなのが作業ばかりしている管理者だ。
作業は基本的にはアルバイトで行えるので、アルバイトで賄うべきなのだ。
管理者が常に作業ばかりしているようではいけない。
どうしても時間がうまく取れないのであれば、部下に仕事を振るのも手段のひとつだ。
別にシフト作成は店長がやる必要もない。
副店長やバイトリーダーに回すという方法でもかまわないだろう。
部下を育てるという意味でも有効な手段だ。
私も過去にそういった経験もある。
また、副店長時代にシフト作成を任されていたこともあった。
つまり、シフトを作る時間がないという言い訳はいくらでも回避する手段があるということだ。
あなたの働いているお店のシフトは大丈夫でしょうか?!
シフト作りに関しては下記の記事を参考にしてくださいね。



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