台風15号の実例からわかる店長としての器

2019年9月9日、首都圏に近年稀にみる大型台風15号が直撃しました。

前日からJRが計画運休を決めたり、多くの鉄道網が始発から運転見合わせとなり、

首都圏は鉄道網が完全麻痺状態となったのは記憶に新しいところでしょう。

そんな災害クラスとも言える台風15号から店長としての器がよくわかるものです。

こういった災害での危機管理能力というのは店長にはもっとも必要なものでもあります。

私も店長を何年もやっていましたが、このあたりはあまり得意ではありませんでした。

多くの店長は同じように苦手ではないでしょうか。

本来であれば、売上を上げたい、利益を出したいなどが優先されますが、

こういった災害になってしまうと、360度やることが変わってしまいますからね。

それこそ、もはや人間としての本質を問われる部分でもあったりします。

そんな大型台風が直撃する恐れのある前日に、こんなことがありました。

これは私が働いている店舗の店長からのLINEの文章です。

台風直撃するという前日の夜に届いたものです。

ちなみに私の出勤時間は朝8時です。

家を出るのは通常6時前です。

JRは10時から運転するという計画運休を発表していました。

多くの私鉄も始発は運転見合わせる流れでしたね。

台風が直撃するのは朝方との予想です。

つまり、電車が動いていないのに、早く出発するという判断は明らかな間違いだというのがわかります。

また、台風は朝方を境に弱まる方向なので、早く出発するということは台風の直撃時間に近づくことになるので、非常に危険なことがわかります。

こういった明らかな判断ミスのような指示を上司がしてはいけません。

情報は的確に得る事

よく仕事中にスマホなどを見ているとサボっていると思い込む方がいます。

最近だとBOSSのCMで似たような光景を見たことがありましたね。

台風や地震などの災害の時は必ず情報を正確に的確に得なければいけません。

特に交通機関や警報などは把握しておきたいところでしょう。

スタッフの出勤や帰宅に影響はないのかなどを考えなければいけません。

今回のケースであれば、台風が何時頃にピークを迎えるのかを理解し、

鉄道の状況などを把握することが大事となります。

また、今回の店長の連絡をみると台風の大きさや危険度などを理解しきれていないように感じますよね。

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身の安全の確保が最優先

今回の店長の連絡で一番足りないと思われることがこの身の安全の確保でしょう。

早く出勤することは台風のピークと重なるので、非常に危険なことが想像されます。

実際に強風と雨の音で寝つくこともできないくらいでした。

地域によっては看板が飛んでしまったり、割れたガラスの破片などが飛ぶことがあるでしょう。

政府ですら、外出を控えるように促している状態でもあります。

電車ですら運転を見合わせている状況なのにそれより早く出勤を促すことは明らかな判断ミスであることがわかりますね。

また、家族がいればなおさらでしょう。

大切なパートナーが危険な時間にわざわざ出勤することをどう思うでしょうか?

また、その逆に危険な状況だというのに女子供を置いて家を出ることをどう感じるでしょうか?

店長としてスタッフのことをどこまで考えているのかがわかるところでもあります。

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本当に必要な仕事なのか?

そもそもその仕事は本当に必要なのでしょうか?

日本では多くの会社がこのあたりを履き違えてるようにも感じます。

特に店舗ビジネスであると、営業することによる売り上げや利益を優先してしまいます。

少しでも売り上げを上げたい、という気持ちもわからなくはありませんが、

そこにどれほどの価値があるのかです。

通常の何倍もの時間をかけて、遅刻した分の給与も支払う会社が多いでしょう。

スタッフのストレスも非常に高い状態となります。

また、通勤中に何かあれば労災になったりとリスクも多くあります。

これに見合った売上が期待できるのかと考えると疑問が生じる業態も多いのではないでしょうか。

私も実際に飲食店の店長をやっていましたが、

チェーン店では上司の判断がすべてだったりします。

閉店や開店時間を遅らせるということがなかなか踏み切れない人が多いのが現実です。

スタッフに無理を強いて出勤させて、店舗を営業する必要がどれだけあるかは業態により様々ではありますが、消費者も理解はできる部分でもあるでしょう。

今後はこうした状況下での出勤などを減らすことが交通の混乱の減少にもなりますので、

経営者や上司の方はしっかり判断をしていきたいものですね。

店長が知らなきゃいけない一番大事な言葉とは?

スタッフへの気遣いや感謝を忘れないこと

最後に店長として、必ず頭にいれておかなければいけないことが、

スタッフへの気遣いや感謝です。

通常の通勤時間の何倍もの時間をかけてきたり、

災害の危険のリスクを背負って出勤してくれたスタッフなどに必ず感謝しなければいけません。

しっかりと会話をし、出勤してくれたことを当たり前だと思わずに評価するようにしましょう。

こうした行動が店長としての器の大きさなどを垣間見ることになります。

店長としての大事なことなどは下記の記事などで書いています。

部下に慕われる出来る店長が必ずやっているたったひとつのこと 令和時代の店長が怒る前に気を付けなければいけないこと 経験豊富な店長ほど気を付けたいたった一つのこと

元店長の業界ラジオ

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