甲子園優勝の履正社高校・岡田監督から店長が学ぶべき二つのこと

2019年、令和になって初の夏の甲子園は履正社高校(大阪)が決勝で星稜高校(石川)を破り優勝しました。

星稜高校のプロ注目の奥川投手が話題ともなった令和初の甲子園。

その奥川投手を見事に打ち崩し、優勝を遂げた履正社高校の岡田龍生監督(58)は指導法も独特で話題となっています。

その指導方法は飲食店の店長でも学ぶべきことがたくさんあるのではないでしょうか。

かつて、飲食店店長を10年以上経験した私が岡田監督の指導方法というものを少し解説したいと思います。

ここでポイントとなることが二つあります。

ちなみにこの内容は実際にテレビで放送されたネタを基に書いています。

スタメンメンバーは選手間投票で決まる

なんと履正社高校のスタメンメンバーは投票で決まるとのことです。

これは驚きではないでしょうか?

通常であれば、ほぼほぼ監督が決めるところでしょう。

しかし、履正社高校の岡田監督はなんとスタメンメンバーを選手間投票で決めてるということです。

選手間投票と言えば、プロ野球オールスターなどでも用いられていますよね。

実際にスタメンメンバーで投票される名前はほぼほぼ監督が考えてるメンバーと一致することが多いそうですね。

監督の目線も選手の目線も近いということでしょう。

そして、選手の目線が肥えてくるのでしょう。

なぜなら、他の選手をしっかり見るようになるからです。

誰が何してるか、どのくらい練習しているか、どんな練習しているか、

何を考えているのか、どのくらいの力なのかなどを各自が見るようになります。

仲間を投票するわけですから、仲間の動きにも興味を持ちます。

もちろん、自分よりも優れていると思えば、それを超えようとしますし、参考にするでしょう。

これが各選手がレベルアップする秘訣ということです。

これは飲食店のアルバイトにも通じる部分があります。

店長がアルバイトを育てる場合にもこういった方法を使うのはひとつの手でしょう。

答えを先にまとめると、出来るアルバイトというのは先輩などの仕事ぶりをしっかり見ます。

そして、そこからどんどん吸収していくのです。

よく言う言葉だと「見て学ぶ」「見て盗む」などです。

相手の仕事をしっかりと見て、どうしたら早くなるのか?、などを考えて仕事をすれば早くなるものです。

仲間の仕事ぶりをしっかり見るというのはとても大事なことです。

履正社高校の選手間投票というのは自然とこのような状態を作っているということが素晴らしいことなのです。

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サボれる環境作り

もうひとつのポイントはサボれる環境作りです。

履正社高校では岡田監督が特定の選手をバッティング指導をしている間は

他の選手はランニングやトレーニングの別メニューを別な場所などで行ったりしています。

これはつまり、サボっていても監督はわからないことになります。

まだまだ遊び盛りでもある高校生であれば、ちょっと抜けてサボってしまう選手もいそうですよね。

疲れたから休み放題ですし、監督は見ていません。

しかし、ここで最初のポイントが生きてくるのです。

選手間投票があるので、選手たちは互いを見ています。

つまり、サボれる環境ではありますが、互いの目がありますので、サボらなくなります。

1人だけがサボってしまったら、自分が投票されずベンチ入りできませんからね。

もちろん、休憩など取るのであれば周りと協力して一緒に休むことになるでしょう。

チームとしての結束力も強くなるかもしれませんね。

これはついついサボってしまいたくなる飲食店アルバイトにも活用できそうなところでしょう。

サボっているアルバイトを完璧に管理するのはなかなか店長にとっては難しい問題でもあります。

ただ、サボれる環境を作ってやらないとストレスが溜まりすぎてしまったりします。

例えば、ビデオカメラなどで仕事をすべて監視されている状態があればどうでしょうか?

気を抜くこともできず、精神的な負担が増えてしまったりしないでしょうか。

履正社高校のようにサボっても良い環境だけど、自主的にサボらないような状況を作るというのもひとつの方法かもしれませんね。

仕事ができる人ほどうまく手を抜いたりサボることができたりします。

野球で例えるとするなら、先発投手というのは全てのバッターに対して全力を尽くしていません。

長いイニングを投げるために状況や打順などを考えて、8割程度の力で投げる場面があったりします。

店長も同じで、朝から晩まで全力で仕事をしていては体が持ちません。

できる店長ほどどこかでしっかり息抜きをしているものです。

もちろん、アルバイトも同じです。

そして、店長はそういったアルバイトがいればうまくサボらせてあげることも必要となるでしょう。

店長になりたい?なるにはどうしたらいい? 仕事を休めないことは仕事が出来ないということ

まとめ

甲子園優勝という全国制覇を成し遂げた履正社高校。

その選手たちを育て上げたとも言える岡田監督から学ぶことは多いのではないでしょうか?

特に平成から令和へと時代が変わり、

かつての昭和や平成の指導方法はどんどん変わっていき、

むしろその指導方法などは否定されることも多くなっている昨今。

実際にこの時代に実績を上げた指導方法というものを参考にしてみてはいかがでしょうか。

また、店長経験から多くの参考記事を書いているのでぜひ読んでいただければと思います。

野村克也「凡人を達人に変える77の心得」から店長が学ぶべきこと 部下に慕われる出来る店長が必ずやっているたったひとつのこと

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