店長て大変?!店長は自分の分身を育てよう

店長って大変ですよね。

責任も増えて、仕事量も増えます。

その分、ボーナスや収入が増えますが精神的にも大変なものでもあります。

私は10年ほど店長をしましたが、なんだかんだで10年も続いたわけです。

店長になってすぐに辞める社員も多くいました。

また、うまく行かず降格になる社員も見てきました。

このあたりを考えると私は店長としてそれなりに要領よく仕事をこなしていたなと自負しています。

そんな私がなぜ店長をこれだけ長く続けることができたのかを話したい。

それは自分の分身を育てることが出来ていたからだろう。

店長は自分の分身を育てましょう

それではどうしたらいいのか、経験を踏まえて書きたい。

店長一人では限界がある

店長一人の仕事量なんて限界があります。

店長がやらなければいけないことってたくさんありますよね。

むしろ店舗で起こるすべての仕事といっても過言ではありません。

その一部をアルバイトなどを雇って働いてもらってるわけですからね。

それでも毎日の営業のほかにもシフト管理、数字管理、修繕、教育、書類・・・

やらなければいけないことってめちゃくちゃあります。

私もよく働いていて思ったことがあります。

「この仕事に終わりはない」なと。

やらなければいけないことを全てやろうとすると帰ることはできないのです。

ある程度は割り切って考えなければ続かないところもあります。

店舗の清掃なんてキリがありませんからね。

だから休みの日でも店舗のことを考えてしまうわけです。

精神的な負担が非常に多い役職だなと感じます。

行きつくところとしては店長じゃない方がいいのでは?というところでもあります。

このあたりに関しては下記の記事に書いています。

店長を経験してわかった出世はするべきではない3つの理由

自分が3人いたら楽だよね

でも、思うことがあります。

それは自分がもし3人いたらめちゃくちゃ楽じゃないだろうか?

いや、一人でもいいよね。

自分と同じ考えで同じことをしてくれるパーマンで出てくるコピーロボットのような存在が

いればめちゃくちゃ楽じゃないだろうか。

アルバイトと仕事をしていると、

「なんでそうなるんだよ」とか「なんでできないんだよ」なんてことが頻繁に起こります。

みんなが自分が思い描くように動くことができれば、めちゃくちゃ楽なのに・・・

こんな思いは多くの店長が思うところかもしれませんね。

店長を続けるコツは自分の分身をいかに作れるかです。

自分と同じ考えの人を育てなければいけないのです。

これができると、負担が一気に減ります。

疲れが吹っ飛ぶように負担が軽減され、仕事が面白くもなってくるのです。

仕事を部下と共有しよう

仕事を一人で抱えていたりしていませんか?

必ず仕事は部下と共有するようにしましょう。

1人で抱えていては誰も理解してくれません。

誰も自分の辛さも苦しみもわからないのです。

すべての仕事を共有することで、相手が店長の仕事を理解してくれます。

仕事を与えたり、指示するだけではいけません。

これは共有ではなく、ただの指示や命令になります。

部下と一緒になって仕事をやっていく必要があります。

店舗で抱えてる問題などに対して「どうすればいいかな?」「どう思う?」など

スタッフを巻き込んで解決に導くのです。

相談してくれて嫌な思いをするような人はそうはいないですよね。

むしろ自分を頼ってくれると優越感も出てきます。

そうやってスタッフとの距離を縮めていきましょう。

仕事の問題などを共有することによりコミュニケーションも生まれてきます。

これが信頼関係を生み出し、仕事がしやすくなっていきます。

仕事がしやすくなるので、店舗の改善などにも着手しやすくなるのです。

リーダーを作ろう

仕事をもっと円滑に回すためにはリーダーを作るのが良いでしょう。

もちろん、リーダー手当などを与えて給与面でも待遇をしっかり作ります。

自分がいない時間帯や休みの日でも安心してお店が回るようにします。

リーダーは自分と仕事の価値観が近い人が良いでしょう。

力量はもちろんですが、コミュニケーションをしっかり取れるかどうかが重要です。

店長が不在でも、店長の考えてることややりたいことを実践してくれるので非常に助かります。

実際にパートリーダーなんかを作ると朝の仕込みの指示などを任せられるし、

昼間の営業自体を任せることもできました。

営業を任せられる時間があると、店長の出勤時間を遅くすることも可能なので、

体力的な負担もかなり軽減することができます。

また、営業を任せて、シフト作りなども行えるため、

時間を有効に活用できるようになります。

そのおかげで私は仕事を休みの日や家に持ち帰らないようにしていました。

まとめ

店長の仕事は非常にたくさんありますが、

効率よく要領よくできるかが続けるコツです。

人員不足で苦しい時期なども一時的にはあるかもしれませんが、

自分自身の仕事でそれを解決することも可能なのが醍醐味ではないでしょうか。

自分の分身をどれだけ作れるか。

異動が定期的にはありますので、異動するたびに分身を育てなければいけません。

異動する時に感謝されることで感動することもありました。

一番印象深いのは、異動する時にパートリーダーと飲みに行ったのですが、

その時にプレゼントをくれて、「店長のこと好きでした」と言われたことが嬉しかったですね。

店長で良かったと感じた瞬間でもあります。

店長としての仕事など下記の記事も参考にしてくださいね。

仕事を休めないことは仕事が出来ないということ 飲食店でバイトに「辞めたい」と言われた場合の対処について~ベテラン編 知らなきゃヤバいシフトを早く作った方が良いシンプルな3つの理由

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